広範囲を高分解能で形状測定できるNHシリーズに新しい解析ソフトウェアが加わりました。本ソフトウェアを用いることにより、大きなうねり形状からナノレベルの粗さ形状までを抽出することが可能です。
また現在、三次元表面性状の規格化が進められているISO-25178「表面性状(面領域)の幾何学特性パラメータ」に完全対応した表面性状解析ソフトウェアです。
Mitaka Map “三次元表面性状解析ソフト”
ナノレベルまでの粗さ形状を抽出、最新のISO-25178規格に準拠
この機能はオプションです。
広大な大地の中からナノレベルの凹凸を抽出する
見えないものが見えてくる。高解像度三次元表面解析ソフトウェア
リアリスティックビュー方式により従来の三次元表示機能では認識できなかった表面形状を鮮明に観察することができます。
例:ダイヤモンドターニング加工表面
NH標準3D表示
Mitaka Map 3D表示
特徴
- 評価条件や項目を登録し自動演算できるミニマクロ
- 解析項目によって自動的に切り替わる専用アイコン解析画面
- レポート全体が一目でわかるページビューワ
- 多くの計測情報を持つオンラインヘルプ
- データの内容が一目でわかる専用エクスプローラ
- 操作履歴を自動的に記録する解析ワークフロー
機能例
1. 多彩な機能で形状を鮮明に表現する3Dビュー機能(十円玉)
256色カラー表示
カラーメッシュ表示(拡大)
写真表示(材料:青銅)
等高線カラー表示
2. 温度ドリフト誤差を一括除去するライン補正機能(回折格子 高さ:0.2μm)
X: 40.07μm Y: 39.92μm Z: 1.881μm
X: 40.07μm Y: 39.92μm Z: 0.323μm
3. 大きなうねりから微細形状を抽出する形状除去機能(1000円札インク文字)
X: 22mm Y: 11.44mm Z: 998μm
X: 22mm Y: 11.44mm Z: 54.53μm
4. 周りの形状からエラーデータを補間する非測定点処理機能(ダイヤモンドバイト先端)
X: 240.7μm Y: 240.2μm Z: 318.8μm
X: 240.7μm Y: 240.2μm Z: 318.8μm